「消毒しても消えない」潔癖症の私を苦しめる汚かった記憶

おつかれさまです、強迫性障害主婦のサです。

みなさん、どうしても忘れられない『うわ…汚なっ、気分最悪だわ』って記憶、ありませんか?

潔癖症の私たちにとって、それは単なる記憶ではありません。
永遠とつきまとう「記憶のキズ」として、日常生活に深く影響が出ちゃうんですよね。

どれだけ洗っても、消毒しても、脳裏に焼き付いた「汚かった」という感覚は浄化できません。

トラウマのフラッシュバックというやつなのでしょう。

特に、私の強迫性障害の根源である「嘔吐恐怖症」と「ノロウイルス」への恐怖が、この記憶の影をいかに濃くしているかを、今回はお話しします。

目次

「汚かった記憶」とは何か?拭い去れないトラウマ

一般的な「汚れ」と、潔癖症の私が感じる「汚かった記憶」には、決定的な違いがあります。

物理的な汚れは洗えば落ちますよね。
でも、一度「汚い」と認識した場所や物に対する「記憶」は、
どれだけ徹底的に清掃・消毒しても、私の頭から離れることはありません。

この記憶が、ノロウイルスなどの病原体への感染リスクと結びつき、私の恐怖を増幅させているんです。

たち悪いですよね・・・

具体的な「汚かった記憶」の事例

私の日常には、そんな「汚かった記憶」がまとわりついています。ここでいくつか具体的な例を挙げさせてください。

事例1:過去の「汚染」体験が残したキズ

自分自身が過去に体調を崩し、気分が悪くなってしまった駅のホームがあります。

幸い嘔吐まではいかなかったのですが、手が震え、誰の助けもあるわけない。自宅までも遠いし、電車にのらなゃ帰れない。

今でもその場所を通ると、当時の嫌悪感や恐怖が鮮明にフラッシュバックします。
その時は結局電車には乗れず、タクシーを呼んで帰宅しました。運賃がバグってました。

『あの時、もしノロウイルスだったら。私はどうなっていたんだろう…』って考えると、いつまた起こるかもわからない恐怖から電車には乗れなくなってしまいました。

事例2:公共の場での「汚染」

スーパーのカートや電車のつり革、公共施設のトイレなど、不特定多数の人が触れる場所で「汚い」と感じた瞬間は数えきれません。

特に、咳をしている人が触った場所、どこを触ったかわからない他人の手で触られた商品など、ノロウイルス感染を想起させるような状況に遭遇すると、もうダメです。

こういう細かいところでも、過去に目撃して「うわ、汚い」と感じた瞬間を思い出してしまうんです。

その場所や物を見るたびに、当時の嫌悪感が蘇り、『二度と触りたくない、近づきたくない』と感じてしまいます。

事例3:人から受け取った物

誰かから手渡された物(お釣り、宅配、プレゼントなど)が、その人の衛生状態への不安と結びつき、
「汚なそう」と感じてしまうんです。

たとえ消毒しても、その物自体が「汚染源」であったかのような感覚は拭えません。

生活への影響

このような「記憶」は、私の生活に大きな影響を与えています。

特定の場所や物を避けるようになることで、行動範囲や生活が制限されてしまいます。常に頭の中で「汚染」のリスクを計算し、精神的な負担がのしかかり、心が休まる暇がありません。

『なぜこんなことで悩むのか』と、周囲に理解されないことへの孤独感も感じます。

現状「感染しない」という結果が出ているからこそ、この自己防衛が合理的だと感じてしまう側面もあります。
それが故に、「病気だから治すべき」という世間の声に抵抗を感じるジレンマを抱えちゃうんです。

私のように治せない・治す気がない人もいる。そんな人が選ぶ選択肢のひとつとして、逃げることをおすすめしたい。
もちろん、専門の医療機関などに相談したうえでの話だけどね。

だから私自身が、逃げた結果。どうなったのかというリアルを伝えるべくこの日記を作った。
そんな背景があるんです。

「もしも」この記憶から自由になれたら…

もしこの「汚かった記憶」の影から解放されたら、どんなに心が軽くなるだろうか、と願わずにはいられません。

『もうちょっとだけ気にならない生活』を送りたいな。
よく普通の生活をしたい。っていうけど、私はちがう。
ウイルス対策は継続しつつ、これで大丈夫だって心から思えるようになりたい。この部分の症状だけ確認ですね。

それを何とかしようと、今は環境を変えるために頑張っています。
落ち着いたら、私が環境をどう変えたのかについても話してみようと思っています。

私の記憶の根源には、常に「嘔吐」と「ノロウイルス」への極度の恐怖があります。

同じように見えない「トラウマ」に苦しむ読者の方には、いろいろな選択肢を探してみてほしい。

ということで今日はおわりです。また次回。

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