おつかれさまです、強迫性障害主婦のサです。
今回のテーマは、スーパーでの小さな出会い、私なりの「戦友」発見エピソードです。
人が多い場所って、それだけで緊張するし疲れますよね。
特にスーパーは、いろんな人がいろんなものを触っていて…あぁ、もう考えただけでクラクラしそうです。
カートの手すり、カゴ、商品そのもの。見えない敵と戦う毎日、みなさんも本当におつかれさまです。
そんな戦場(スーパーともいう)で、時々私の心のレーダーがピピッと反応することがあるんです。「おや?あの方もしかして…」ってね。
ニトリル手袋にマスクでカゴやカートを消毒する不審者
たとえば、真夏でもきっちり手袋にマスク姿の人。 レジではお財布を直接触らないように工夫していたり、もしくはお財布自体を持たずにスマホ決済オンリーで、そのスマホすら台に直接置かないようにそっと浮かせて操作している人。
ズボンの裾が床について汚れないように、不格好に見えるかもしれないけれど、折り上げている人。
これ全部、私です。笑
そんな異常者の私がスーパーに行くと、ごく稀にですが同士がいるんです。
潔癖症同士がいる安心感と喜びは、たまらない。
透明のビニール手袋をしている人もいれば、中には軍手という猛者もいらっしゃいます。
私含めてその姿、たぶん他人から見たら「ヘンな人」「なんでその格好?」「ダサ」って思われるのかもしれません。
そう、普通の人にはわからない。
潔癖だからこうなってんだよ!好きでやってんじゃねぇんだよ!
そのヘンな姿には、それぞれの切実な理由があったりもするんですね。
でもね、私はその姿を見るたびに嬉しくなってしまうんです。申し訳ない・・・
そして、心の中で深く深く、敬礼しちゃうんです。 「(心の声)おつかれさまです!お互い、この見えない恐怖と戦いましょう。
その工夫や行動、痛いほどわかります。
というように、一方的なシンパシーを感じてしまいます。
私が大丈夫なところでも、大丈夫じゃない人は戦っている
スーパーの片隅で、そんな「同士」を見つけると、なんだか胸の奥が少し温かくなるのを感じるんです。
ああ、私だけじゃないんだなって。
この目に見えない不安と、日々神経をすり減らしながら戦っているのは、自分だけじゃない。
それだけじゃない、私は大丈夫なことでも色々な強迫性障害の症状で戦っている。そう考えたらホッとしてしまうと同時に、見た目だけで判断するのがどれだけ無知なことなのかっていうのを思い知らされた。
もちろん、その方も内心は苦しいのかもしれないし、私と同じように「もうやだ」って叫びたい日もあるだろうから。
でも、その人がそこにいて、自分なりの方法で世界と対峙している姿に、勝手に勇気をもらったりしています。
私をスーパーで見かけたら、きっとすぐにわかります
だから、もしあなたがスーパーでヘンな人を見かけたら、それは私かもしれませんね。
心の中でそっと「おつかれさま」ってエールを送ってくれたら嬉しいです。
そんなどうしようもない状況ではありますが、今日という一日を生きれることはありがたいと脳みそに言い聞かせて頑張ります。
みなさんも本当におつかれさまです。
最後まで読んでくれてありがとう