おつかれさまです、強迫性障害主婦の🈂です。
またまた、更新がしばらく途絶えてしまいすみません。
放置していた中でも、毎月100人くらいの読者さんが訪問してくださっていたことに感動しました。
というわけでみなさん、本当にありがとうございます。
今回のテーマは、潔癖症についてです。
清潔でいることの何が間違っているのか
「潔癖症は治せる病気。」何度、そんな言葉に心が縛られてきたことか。
清潔も度が過ぎると、病気とみなされ曝露療法を提案されます。
「手洗いを我慢する・あえて汚いものに触れましょう」みたいに言われて。
私たちは清潔さを保ちたいだけなのに、どうして「普通じゃない」とか「治した方がいい」なんて言われなきゃいけないんでしょうね。
呆れたの目で見られたり、余計なお説教をされるたびに「清潔でいることの、一体何が問題なの?」と、心の中がモヤモヤでいっぱいになります。
本当に、肩身が狭い思いを、みなさんもしているでしょう。おつかれさまです。
事情をよく知らない専門家や、想像力に乏しい周りの声には、もう、うんざりなんですよ。
子供の頃から、うがい・手洗いをしっかりしましょう。って言っていたでしょ?度が過ぎた途端に、なぜだろう。
潔癖症は感染しないための“進化”なの
でも、もうそんなガヤの言葉に振り回されるのは、やめにしました。
ハッキリと私はこう思う、潔癖症は病気なんかじゃありません。
これは、私たちのような繊細な心を持つ者がウイルスが蔓延する世界を生き残るために手に入れた、いわば「最終進化形態」なのかなって感じています。
ノロウイルスが大流行したり、今では百日咳も流行っていて、コロナ禍の時もそうだったように、今まで当たり前だった日常が、ある日突然当たり前じゃなくなるってことが起きてるんです。
コロナ渦が終わってもしばらくの間は、みんなも消毒やらマスクをしていたのに、結局元に戻ってしまったようで残念です。
あの頃はインフルエンザやその他の感染症は激減しましたし、日々の手洗いや消毒で感染せずに快適に生活できることを知ったはずなんだけどなぁ…
せっかく良い習慣になったのに、もったいないなって思いました。
人が多いと、それだけ汚い。さらに、それが見えないから余計に怖い。
私たちの周りって、目に見える汚れよりも、目には見えない汚れで溢れていませんか?
電車の吊り革や椅子、飲食店で使い古されたふきんや食器類、公衆トイレ、会社、遊び場――ああもう、想像するだけでゾワッとしてしまいます。
さらにたちが悪いのは、ウイルスが目に見えないってこと。
いるかいないかわからないけど、いそうで怖い。そんな敵と戦っているんだからアタマも狂いますわ。
今では、たくさんの人たちと同じ空気を吸っているだけで、申し訳ないけれど汚れていくような感覚になるようになりました。
都内とか、人人人で気持ち悪い。
潔癖症で良かったと思うこともある
私たちは、普通の人らが気づかない、あるいは見ようともしない世の中の「汚さ」に、誰よりも敏感なだけ。
その感覚が、危険を察知して自らを守ってくれています。
おかげでここ数年、家族みんなが風邪ひとつ引かないようになりました。これは潔癖症のおかげ。
だから、
手を洗いすぎてしまったり、消毒が手放せない。
特定の場所や物、人を極端に避けてしまう。
いいじゃないですか、それで。
ウイルスや細菌、そして精神的な苦しみから上手く逃げているということなんですよ。
無防備に汚染されるなんてごめんですし「自分の聖域は自分で守る」という、とても合理的で生き残るための本能に正直な行動だって気がするんです。
これから潔癖症とどう向き合うべきか
世間からみた私たちは、「社会不適合者」なのでしょうけど、
ウイルスに執着して、自分を守る方法を身につけた“進化”とも思っています。
またいつかパンデミックが起こったときに、普段と変わらずに生き続けられるのは私たちだから。
何時間も手を洗ってしまったりほとんどの時間をお風呂場で過ごさないといけない。そういった強迫由来の潔癖症であれば、曝露療法や薬での治療で改善すると思います。(自分自身が治したいと願うならば)
反対に、私のような対ウイルス性の潔癖症からすると、曝露療法はまったく迷惑な話。
常に清潔で、ウイルス対策を徹底することは良いことだからね。
とはいえ、身内に理解されないってのは苦しいですよ。結局しんどいのは周りの目や社会の目ってことなのかもしれん。
だからこそ、このどうしようもない世界で、私たち潔癖同士は“したたかに”生きるしかないんだろうな。
対ウイルス性の潔癖に有効なのは、人が少ない場所で生活をすること。
いつか限界集落に引っ越せたら・・・そう逃げることばかり考えて、今日も私は生きていきます。
地方ならではの近所付き合いがどーとか、村八分とか、そういう心配は少しありますが、ノロウイルスより100倍マシなんだわ。
ということで、今回はこのへんで以上とします。
最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。