先日、「歯医者に行けてるんですね」と精神科の先生に言われました。(死ね)
行けてるんですよ、最近は渋々ね。
虫歯が痛むのは耐えられないから、もちろん今後は定期検診にもしっかり行く予定です。
ただ、毎回服が死ぬんです。靴下も死にます。帰宅後しばらく断食します。
それが私の「行けてる」です。
今日は、そんあ歯医者の日に私がやっていることを全部書こうと思います。同じような人だったり、過去の私のように行けずに虫歯を放置しちゃってる人に届けばいいな。
まず、前日から服が死ぬことが決まっている
歯医者の予約が入った時点で、前日のうちに「捨て服」を選んでおきます。どうせ帰ってきたら捨てるか封印するかなので、もう捨ててもいいなってやつ(気に入ってない服・くたびれた服)を病院専用にするんですよ。
靴も同じ。「これは歯医者靴」と決めてある靴があって、普通の靴では行きません。財布も持っていかない。ジップロックに現金だけ入れて、それを持っていきます。
手袋とマスクは当たり前だけど使い捨て。これも終わったら即捨てます。
準備自体はそんなに時間かからないんですが、「またこれをやる日が来た」というメンタルの消耗が地味にきつくて。行く数日前からもうぐったりしてるんですよね。
で、当日。持ち物にもう一個あって。
使い捨てスリッパを持参する。病院のは履かない。
病院って土足じゃないじゃないですか。スリッパに履き替えさせられるあれって最悪ですよね。
病院のスリッパは絶対に履かないので、使い捨てスリッパを自分で持っていきます。これも使い終わったらその場で捨てています。
いろいろ試したんですが、安すぎるやつはぺらぺらすぎて、履いてても床に靴下が触れちゃうのが無理で。
今使ってるこれもソールが薄くてふにゃふにゃで、正直ちょっと履きづらいし脱ぎづらいんですが。
でも使い捨てにする以上安い方がいいので、妥協して使っています。
まあ、使い捨てスリッパの中ではおすすめ、かな。
院内では「もう諦めて座る」。寝かされると全身が死ぬ。
待合室の椅子、診察台——全部人が触ってるし座ってるし、考えたらきりがないんですよ。
なので院内では諦めています。座ります。ただし心の中では「帰ってから全部処理する」という前提で動いています。診察中はただただ汚染を受け入れる拷問の時、帰ってからはけがれを取り除く時間、という感じで脳内で切り分ける。
きついのが、診察台で寝かされるやつで。座るだけならまだしも、寝かされると頭の先から足まで全身が椅子に触れるんですよ。
そうなると帰宅後にすぐ風呂に入らないといけないし、院内でもなるべく接触面積を減らそうとして、手を体の上に置いて縮こまるみたいな体勢をとるんですが。これが地味に疲れる。
口の中をいじられながらずっと縮こまってるんですよ、ツラい、痛い、それに耐える時間です。
外から見たらきっと異常者ですよね。内心は絶望してますが、「普通の人ぶる」のが得意というか、それしかできないというか。普通を装ってるけれど多分変な人に見えてるんだろうと思います。
そのまま終わって、会計して、外に出る。ここからが本番です。
帰りの車で、これがないと帰れない
病院に行く前に、必ずシートにビニールのカバーを敷いておくんです。トランクには汚れた手袋やスリッパなどを捨てられるように養生を敷くのも忘れない。
以前は養生用のポリエチレンシートを敷いていたんですよ。工事現場とかで使うやつらしい。でもあれ、人間が座るとすぐ破けるんですよね。破けるたびに鬱になって、消毒の手間も増える。結局使い捨てのシートカバーに行き着きました。
車のシート用の使い捨てカバーで、ガソリンスタンドとかカーディーラーが整備のときに使うやつです。100枚入りで買っておいて、病院のたびに使い捨てる。家に着いたら即カバーを外してゴミ袋へ。すると、汚染はカバーの上で完結するから消毒の手間が減ってラクなんです。正直完璧とはならずにたまに消毒するけれど、これだけでだいぶ楽になった。
これがないと歯医者帰りに車に乗れないので、もう必需品です。
帰宅後の手順、全部。
家に着いたら、玄関で止まります。
手袋はまだつけたまま。その状態で靴下まで全部脱ぎます。服・靴・マスク・手袋・靴下、全部その場でビニール袋へ。玄関から先には汚染を持ち込まない。
服をどうするかなんですが、以前は捨てていたんですよ。
「捨て服ストック」として古い服を溜めておいて、歯医者のたびに使い捨てていました。でも捨てすぎてストックが尽きてきたので、最近は「封印」するようにしています。
ビニール袋に入れてしばらく置いておく。何ヶ月かしたら開けて洗濯する。正直、封印を解くのも嫌なんですが、服がなくなってきたので仕方なくやってます。
それから、パンイチ状態のままポピドン手洗いソープで手を洗って、あらかじめ用意していた風呂へ直行します。お湯は前もって溜めておくので、帰ったらすぐ入れるようにしておくのがポイント。
気になるときは髪にも次亜塩素酸水を浴びせます。口の中も、本当はよくないんですけど、次亜塩素酸水でうがいすることがある。
よくないのはわかってる。でもやらないと気が済まないので。
風呂から出たら、断食します。歯医者の日は口の中を先生がペチペチ触るんで、しばらく食べる気にならない。
なんとなく「少し時間を置けば大丈夫」という感覚になるまで待つ。
毎回どのくらいかは違いますが、だいたい数時間は何も食べていない気がします。
これで全部終わりです。お疲れ様でした。
まとめ
「歯医者に行けてるんですね」——行けてますよ。(死ね)
でも、こんだけ苦労して精神ボロボロになりながらみすぼらしい格好で行ってるんです。準備から帰宅後まで合わせたら、半日仕事です。
普通の人がなんとも思わずにできることに、私は人の何倍もの時間とメンタルを使う。それでも行くのは、歯が痛いから。耐えられないから仕方なくなんです。
使い捨てスリッパ、シートカバー、次亜塩素酸水——こういう「これがあるから外に出られる」アイテムが一個ずつ増えると、少しずつできないことができるようになります。めっちゃ嫌だけどね。
完全に解決はしないけど、0.1割くらい、なんとかなる。
この世界は、汚すぎる。サでした。ありがとうございました。

