旦那が夕飯を食べながら「なんかかゆいな、ほくろが取れそうだよ」と言いました。
取ってあげようとしたら、マダニでした。
今日はそのときの話をします。
夕飯中、マダニを発見
旦那はアナグマがよく通るスポットに行っていました。なんでそんなとこ行くんですか。
帰ってきて普通に夕飯を食べていて、ふとかゆいと言い出した。ほくろが取れそうだよ、と。取ってあげようとして近づいたら、動いていました。
マダニです。
夕飯中です。
病院には行かず、肉ごといった
マダニは口が皮膚に残ると感染リスクが上がります。旦那はそれを知っていたので、病院には行かず、自分で周りの肉ごと削ぎ取りました。
削ぎ取りました。
肉ごと。
痛くないんですか、という話でもあるんですが、この人の「やるしかないからやる」のスピードが異常なんですよ。怖がる前に手が動いている。私が「えっマダニ?病院は?」と言っている間に終わっていました。
「取れたし大丈夫でしょ」と言いながらまた夕飯を食べていました。
私のドキドキタイムが、そこから始まりました。
ここから2週間、感染症に怯えたのは私
マダニが媒介する感染症の潜伏期間は、最大2週間あります。
旦那は削ぎ取った後、何事もなく生活しています。毎日ご飯を食べて、寝て、仕事に行っています。私は毎日「今日は症状が出ていないか」「熱はないか」「おかしいところはないか」を観察しながら生きていました。
誰が死にそうになっているかというと、旦那じゃなくて私なんですよ。
2週間というのは体感で3ヶ月くらいあります。毎日何事もなく過ぎていくんですが、安心はできない。残り何日、残り何日と数えながら過ごすのが強迫性障害というものです。
カウントダウンの数字が減るたびに「あと少し」と思って、それでもまだ安心できなくて。
ようやく2週間と数日が経ちました。セーフでした。本当に良かった。
自治会の草刈りと、マダニテスト
ドキドキタイムが終わったばかりなのに、もう少ししたら自治会の草刈りがあり心配です。
そんな私の気も知らず先日、庭が草ボーボーで見るに耐えない状態だった旦那が帰ってきたと思ったら突然、
「自治会の草刈り前に試しに草を刈ってきた」とスッキリした顔で帰ってきたのでした。
「自治会の草刈りが控えてるから、マダニテストって感じ」と言っていました。
テスト。ふざけんな
草刈り会場で、果たしてマダニはついてくるのか、テストをしてきたらしい。
帰ってきて言ったことが
「マダニついてないかチェックして〜」という軽い感じで、結果的にその日はついていませんでしたが、そういう問題じゃない。何で怖くないんですか。
「やるしかないから」と言われました。草ボーボーで見るに耐えないから、やるしかない。それはそう。それはわかる。でも私は「やるしかない」という状況でも怖いんですよ。やるしかなくても怖いものは怖い。
ただ、こういう人間が隣にいるからこそ助かっている部分も正直あって。蜂の巣が庭にできたときも平気で自分で壊しました。私には一生無理です。やめてくれという気持ちと、めちゃくちゃ頼りになるという気持ちが、毎回複雑に混ざっています。
怖くない人間の感覚が、本当にわからない。でも一人いると便利ではある。以上です。

