潔癖症で普通の生活ができなくなるということ

おつかれさまです、強迫性障害主婦の🈂です。

私たちは日常生活の中で、“無意識”に多くのことをこなしています。

ところがある日突然、その「当たり前」ができなくなったとき、初めてその大切さに気づくもの

私は超がつく潔癖症になってしまい、みなさんが当たり前にできることが難しくなりました。

ということで今回は、私が経験した、当たり前が当たり前じゃなくなった話です。

目次

普通のことができなくなるストレス

当たり前にできていたことができなくなるストレスは物凄い

電車に乗ることができない。コンビニでの買い物が億劫になる。カフェで友人と過ごすことも、外食を楽しむことも、全てが遠い存在になってしまいました。

もうコンビニでアメリカンドックを買って食べたりできないし、レストランやカフェで食事を楽しむこともできません。

私の心には感染する不安と、便器を素手で触るような汚い感覚が広がり
普通の人が何気なく行う行動が、私にとっては大きなハードルになってしまったのです。

日常のありがたさに気づく瞬間

何もできなくなって初めて、当たり前にできていたことがいかに貴重であったかを痛感しました。

楽しいショッピングや、映画館、気軽に外出できる自由。これらはすべて、心の豊かさをもたらしてくれるものでした。

普段は意識しないこれらの瞬間が、どれほど幸せなものであったかを思い知らされました。

もう普通の生活には戻れない

この気づきをきっかけに、すべてを諦めることにしました。

治療も投薬は私には合わず、曝露なんてとてもじゃないけど無理なので、少しずつ生活を変えていきました。

無理をせず、自分のペースで生きる、そのために諦めが必要なんです。

これまで楽しんでいたことができなくなったからといって、お先真っ暗では本当に生きる意味がありませんから
っていう思い込みをしているだけで、お先真っ暗なんですけどね…

森を散歩したり、人のいない自然豊かな場所に行くようになりました。
服装や、身だしなみもシンプル&ミニマルになりました。

できないことが増えたけど、これまで気づかなかった魅力に気づけた部分もたくさんありました。
山登りは良い運動になるし、気分転換になります。

こんな風に、少しずつ、当たり前の生活に戻すんじゃなくて、今を当たり前の生活にする感覚っていうんですかね…
現状を受け入れて上書きしていっています。

心の変化と新たな視点

日常の小さな幸せを再発見する中で、心の変化も感じるようになりました。

以前は些細なことにストレスを感じていた私が、今では日常の一瞬一瞬を大切に思えるようになった。

普通の生活がいかに素晴らしいものなのか、そしてそのありがたさを感じることができるようになりました。
街には普通の生活を当たり前にできる人ばかりで、羨ましい妬ましい気持ちになるので、もう人混みにはいきません。

今の自分に合った生活と場所に逃げる。そんな生き方をしています。

まとめ

私は潔癖症になって、当たり前のことができなくなることで気づけたことがたくさんあります。

できることは限られますが、そんな日常生活の中で、どんな小さなことでも感謝の気持ちを忘れずに、心豊かに過ごしていきたいと思います。

現状の普通の生活を維持できるように、これからも大切にしていきたい。

ということで今日はおわりです。また次回

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